撮影日:2020年7月17日

今回も現地から写真を送ってもらいました。今年も新潟県上越市の山間地にある安塚区を中心に、3名の農家さんがEM美味米を育ててくださっています。

JAえちご上越 わかば営農センターの丸田さんが3箇所の水田の生育調査をしてくださいました。この時期としては葉の色が濃く、稲の背丈が例年より伸びています。長雨の影響で、太陽が出ない日が続いているので、稲があまり土の中の養分を使っていないようです。しかし、水はたっぷりあるので、背丈は伸びるんですね。

今年はいつ頃梅雨明けするでしょうか。まだ今週は雨が続きそうです。



山間地で農業用水が届かない棚田で稲を育てる竹内さんの水田は、雨水と、川からの雪解け水だけが頼りです。今年の冬は積雪がとても少なかったので、夏に水不足が心配されていましたが、この梅雨でたっぷりと水が供給されたので、例年になく稲が元気に見えます。恵みの雨に支えられています。青い稲穂の葉が風になびく夏の風景、美しいですね。



これは何かわかりますか? まだ稲は葉っぱだけが茂っていて、穂が出ていませんが、茎をカッターナイフで切って見ると、中には白くてふにゃふにゃした穂がすでに出来上がっています。もうすぐ茎の中から穂がぐーんと伸びて表に出て来ますよ。だいたい10日後くらいに穂が出そうです。

さて、梅雨明け後にどんな生長をしてくれるでしょうか。楽しみです!



記事:植村