撮影:2020年4月15日〜17日

山形に春がやってきた!という感じです。さくらんぼの蕾が膨らんできました。今年はなんと!こんなにも巨大な蕾が出現したんです。
新型コロナウイルスの件がなければ、高橋農園さんに訪問して、直接見たかったですが、今は移動ができないので、写真を送ってもらいました。

巨大な蕾と言っても、さくらんぼの農家でない皆さんはピンときませんよね。
そこで、別の農家さんのところでもらってきた枝と並べますよ。高橋さんが手に持っている細い枝が普通のサイズなんです。
ほら、ものすごく巨大だってことがわかりますよね。


どうしてこんなに巨大になったのか、というと、昨年、さくらんぼの樹が弱ってしまったので、樹勢が回復するようにと自然療法的なことを色々と施したんです。
そのうちの一つが、樹の株元をぐるりと炭で囲みました。ただの炭ではなく、善玉菌(EM)のパワーを入れたエネルギーの高い木炭です。

この炭を置いた樹の株元を、3月中旬に炭を手で少し掘ってみたら、なんと無数の毛細根が生えてきたんです! もはや「毛細根」と呼べるほど細くない、そこそこ太い根っこが生えていました。
そして、最近その毛細根の先から芽が出て葉が茂ってきました。写真を載せるとちょっと気持ち悪いのでやめておきますが、ともかく、樹の生命力が感じられる現象です。
炭の下には、ミミズがたくさん集まってきているようで、飼っているニワトリが炭の中を突ついてミミズを食べたりしています。


このニワトリ、園内を自由に歩き回りながら、シルバー人材センターの肩におやつもいただいて、可愛がってもらっています。
花が咲く前のこの時期は、多すぎる蕾を摘んで数を減らす作業で大忙しなんです。シルバー人材センターの方に手伝ってもらって、作業を進めています!
もうすぐ花が咲きます。楽しみです。



記事:植村


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