山口県でEMをフル活用したハウスイチゴ栽培を行っている杉村さんです。杉村さんのイチゴは人気が高く地元のケーキ屋さんなど栽培について理解していただける方限定に出荷しています。多くの引き合いはあるのですが、目が行き届きこだわりや愛情が反映できる面積で栽培をしています。
山口県のイチゴ?と思う方もいらっしゃると思います。九州や栃木のようにブランドになっていないため、イメージが湧かないかもしれません。
中国地方の山陽側は瀬戸内海の穏やかな海流から流れる暖気と内陸の寒さ、日照時間の長さ等イチゴ栽培に必要な条件が揃っており、最高のイチゴができる環境にあります。


食べて安心、心が温まるイチゴ栽培を目指し、17年前からEM栽培に取り組み始めました。試行錯誤の上、行き詰った時にEMの師匠に出会い6年前より取り組みを本格化しました。杉村さんの目指すイチゴは食べた瞬間に甘みが先に立つイチゴ。お子様が1つ食べたら2つ、3つ食べてしまうようなイチゴです。
近頃の一般に販売しているイチゴにうんざりしている私には天国のような響きを持つイチゴです。


実際栽培現場に伺うとまず、ハウス内の空気がすっきりしている事と生育が均一で植物に勢いがあります。杉村さんはEMを使用し、農薬回数も慣行と比較して1/10程度。農薬に頼らない栽培をしているため、雰囲気が最高に良いです。
これはとても大事な事で慣行栽培では週2−3回の農薬防除は当たり前なのでハウスに入った瞬間、空気が重く、見た目も生育にバラツキがあり違和感を感じます。早く立ち去りたくなるような雰囲気のハウスが多いです。
また、イチゴのハウス栽培では土を少なくし、収穫や手入れの簡便化を図るために高設ベッド栽培が主流になっています。その主流に反する形で杉村さんは大変だけど土耕栽培を敢えて行っています。しゃがんだり腰曲げたり大変じゃないですか?と伺うと「何を言ってるの?最高のイチゴを作りお客様の笑顔見れば、こんなのたいしたことではない。」と答えが返って来ました。
その顔は最高にカッコ良かったです。


杉村さんはこっそり、美味しい野菜の見極め方を教えてくださいました。「本物かどうか見極めるのに芯を食べるとわかる。芯を甘くするには農薬化学肥料を使用しているとそこに苦味が必ず出るので野菜全般の味覚の判定方法に使える」とのこと。芯が甘くない=植物体内の代謝が悪い=全体的に美味しくないとも言えそうです。
さて、杉村さんのイチゴはどうか?私も割って食べてみました!
芯から本当に甘いイチゴだったのです。「どんどん食べてって!」とのお言葉に甘え、気がつけば軽く30個以上は食べました。
芯が甘い=本物。もう一つ本物の証拠を見つけました。その他本物のEM野菜同様、日持ちするのです。収穫後1週経過したイチゴを参考までにいただきましたが、果実の硬さや甘みは収穫直後のものと比較しても全く遜色ない感じでした。慣行栽培では流通に載せるため、7〜8分熟で出荷しますのでヘタ付近まで色が着てないことが多いのですが樹熟で収穫する杉村さんのイチゴは真っ赤なルビーのようです。樹熟でも1週間、形状や味も変わらないが生命力豊かな証拠です。


この季節イチゴの赤く甘い香りに誘惑され、陳列棚の前で立ち止まり迷う私。外れるのは分かっているけど手が伸びてしまう。当たり外れが大きいためスーパーなど販売現場で試食は絶対させないイチゴ。あまおうに文句言うわけではないが甘かった試しがないし、いいなと思っても食べると芯まで甘くない。
しかし、杉村さんのイチゴと出会い、誘惑からきっぱりお別れできました。
何故なら確実に甘いイチゴを手に入れることができるからです。少々値は張りますが芯まで甘い確実性と安心、あったかの杉村さんのいちごの方が私には価値が高いからです。
最高のイチゴを求める方にオススメです。
杉村さんのイチゴはEM生活SHOPでお求めになれます。
2月以降EM marcheでも購入できるようになりますのでお楽しみに〜
                 レポーター 事務局長 岩瀬
最後に杉村さんの生の声をどうぞ!!