杉村さんのところに訪問しました。収穫したイチゴの選別の部屋の中は、甘い香りが立ち込め、しっかりと熟した真っ赤なイチゴがずらり!今年の出来は、杉村さんによると、天候不順の影響を受けて、例年に比べると1番花は少し小ぶりとのこと。杉村さんは少しご不満の様子ですが、白菜も高騰し、野菜の収量も落ちている今年の冬ですから、仕方がないですね。しかし、大きく立派なイチゴも獲れています。2番花、3番花はこれからの生育です。



そもそも、杉村さんがイチゴ栽培を始めたきっかけは、「練乳かけて食べる苺は苺じゃない!」「自然はもっと甘みを持っているはずだ」という想いから。そこで、「パックの中のどれを取ってもハズレのない、甘くておいしいイチゴ」を提供したいと、栽培方法を研究し、EMを導入して、自然に甘い苺を作ってきました。



イチゴの花はハチによって受粉され、実が成ります。ハチがいなければイチゴはできません。受粉させるときだけ、ハチを巣箱ごと借りてきて、受粉が終わると返します。ハチを貸し出してくれる養蜂業者さんからは、他の農園さんに比べて杉村さんが返却する巣箱には、ハチがたくさんいる(死なずに帰ってくる子が多い)と言われているのだそう。ハチにも優しい畑なんですね。

先日、杉村さんと一緒に先進事例を視察に行ってきました。それに感動した杉村さん、来シーズンに向けて、最新のEM技術を導入する計画を立てています。「来シーズンには、もっとおいしくて、食べたら健康になるような苺づくりをめざします!」との意気込み。今でも十分すごいのに、早くも来シーズンが楽しみになってきました。
今年2018年のイチゴのおいしさもぜひ味わってください。
3月末までご購入いただけます。(^^)


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