全国有数の葡萄産地として知られている長野県東御市。昭和46年から葡萄栽培を始められた桜井信夫さんは、葡萄の栽培にとても大切な土を良くするため、EMを活用し続けて、葡萄と共に大地と常に向き合ってこられました。
「作物はとても正直なので、こちらが真剣に正直に向き合えば、正直に答えてくれる」と話されます。
そんな桜井さんが育てた葡萄は、とても豊かな甘味をもっており、それでいてしつこくもなく、本当の葡萄のおいしささなんだなぁと実感できます。
次から次へと口に入れることのできる、おいしい葡萄です。
EMとは、20年以上と言うとても長い年月を共に過ごしてきました。
毎年新しい発見があり、EMも生き物であることを実感しております。
EMを使うと土がとても元気になった気がして、私たちも元気に畑仕事ができています。
葡萄が実る季節になると、畑はより一層賑やかになりますので、同時に私たちの仕事も大変になってきますが、仕事をしていて楽しい気持ちは変わりません。
実った葡萄は私たちの子供なので、ついつい話しかけてしまいます。
毎年、みんな元気な子に育ってくれているのは畑の土がとても元気だからだと思っており、またその土も、EMを活用していることで元気になっていることを感じております。
EMは、ボカシやセラミックスを土にまいて、その上からEM活性液をかけていきます。
土の上の有機物も一緒にEMがしっかりと発酵してくれます。
EMは農薬などとは違って、まぎれもない生き物なのです。
畑にまくときも、ただまいておけば良いと言うものではなく、「まいた後のエサは十分か?」「まくときの天気・タイミングはどうか?」などを考えて、EMを生き物として付き合っていかなければなりません。
このようにEMとは長年共に過ごしてきました。
土地柄、もともと粘土質な土をしているので、EM活性液をまいたところはジワリジワリとゆっくり染み込んでいきます。
その時の「ガンバレ!」「よろしくね!」と言う気持ちは、昔から変わることなく今も伝えていたりします。(笑)