新潟県南魚沼市で、EMを使って20年以上、無化学肥料で極力農薬を抑えたお米の栽培を行っている関さん。
28年度の新米の販売が始まっています。今年9月に、関家のこだわり米の直売店をオープンしました!
関越自動車道の塩沢石打ICを降りて、右に曲がり、魚野川を越えるとすぐ左手にあります。
新しい木の香りがするお洒落な店舗。店内では、関さんちで育てた無農薬の苺でつくるジュースも買って飲めます。



関さんは、米・食味分析鑑定コンクールに毎年出品していて、2012年には新潟県で1番、2013年には新潟県で2番、
そして、2014年には「都道府県代表部門」で金賞を受賞、2015年には「総合部門」で金賞を受賞しました。
2年連続の金賞を受賞した関家のこだわり米は、市場で高い評価を受け、注目を集めています。

そんな美味しいお米をつくる関さんのこだわりとは、20年に渡って土づくり、栽培方法、肥料の内容や品質、肥料の量などさまざまな試行錯誤を続けていること。
そして、健康な稲を育てるため、苗を育てる土づくりの時から、苗の水やりにEMを活用し、田植え後にEMを散布しています。
今年は、天候による大きなは影響なく、順調に生育し、倒伏せずに収穫できました。

直売店では、一番高価で数も少ない「無農薬栽培米」(農薬・化学肥料不使用)が人気です。
その他には、農薬1回使用(除草剤のみ)の「超減農薬米」と、それを田んぼの中ではざがけした「天日干し米」があります。



そして、昨年27年度の関さんのお米は、東洋ライス社が企画したギネス認定「世界最高米」の原料玄米として選ばれました。
東洋ライス社は、2016年の米・食味分析鑑定コンクールで金賞受賞した6人の生産者のお米をブレンドして、
独自技術で熟成させた「世界最高米」を、なんと1kgで11,304円で販売。
一般のお米のおよそ20倍の値段です!

関さんは、自分のお米が入っている「世界最高米」を食べてみたいと東洋ライス社に話したら、
予約でほどんど売れてしまったのでほとんど残っていないと言われてしまったそう。
ですが、「世界最高米」生産者認定証の授与式に出席した際に出されたお弁当で、世界最高米を食べることができたそうです。
よかった(^^)


EMを使わずに農協で販売している有機育苗土や有機肥料を使った有機栽培で良い米をつくるのは本当に難しいのだそう。
関さんは、EMを使って肥料を一から手づくりしています。
EMで有機物を発酵させる肥料のことをEMボカシと呼びますが、
関さんのEMボカシの材料には、お米のうま味を出すためにびっくりするくらい魚カスをふんだんに使っています。
一般的には安価に手に入る菜種油カスを使い、高価な魚カスをふんだんに使う農家さんはいません。
それができるのは、このお米の価値を理解してくれる人に直売しているから。
材料にこだわり、発酵のちからを利用して徹底した土づくりをすること、そこに美味しいお米をつくるという思いが込められています。
私たちはそのまっすぐな思いを、お米として受け取ることができます。


ぜひお店にも立ち寄ってみてください。
今年の関さんの美味しいお米を味わいましょう!

EM美味米シリーズの中でも、関さんの超減農薬米を販売しています。
EM美味米の関さんのお米を注文されたい方はこちら

2016.10.27
取材:うえむら


関連タグ:EM  南魚沼 新潟 無化学肥料 無農薬 

2014年、2015年と2年連続で、米・食味分析鑑定コンクールの金賞を受賞している関さん。
20年くらいEMでお米を育てています。
今年の生育の様子を見せてくださいました。
この田んぼは、6月に田植えをしたところ。穂が出てきたのは3日前の8/13。


まだ穂が出きっていないところもありますね。毎日、小さな白い花が穂先から順番に開花していきます。
化学肥料は使わず、EMボカシ肥料で育てていて、農薬も初期に1回だけ使うだけ。除草剤や病虫害防除剤は使いません。
関さんのお米の収穫は9月中旬から10月初旬にかけて、田んぼごとに時期をずらして行う予定です。
これから実が入って熟していくのが楽しみです。


米・食味分析鑑定コンクールに出て良かったことは、金賞を受賞できたこともさることながら、
全国の米づくりの技術の高いダイヤモンド賞受賞者の生産者さんらと情報交流ができ、大変勉強になること。
おごらず、謙虚な姿勢で毎年試行錯誤を続ける関さん、今年もコンクールにチャレンジします。

関さんのコシヒカリは、EM美味米ブランドとして販売しています。
ぜひご賞味ください。
EM美味米の関さん(新潟県南魚沼市産)のお米をご注文されたい方はこちら


2016.8.16
取材:うえむら


関連タグ:EM コシヒカリ  新潟 生育 南魚沼  

新潟県のJAえちご上越の生産者の皆さんが、今年2016年もEM美味米を育ててくださっています。田んぼにはEM活性液やEMセラミックスを入れ、EMで発酵させた米ぬか肥料も使っています。8月のお盆過ぎ、生育状況を生産者の皆さんと一緒に見て回りました。




5月1日に田植えをした外立(はしだて)さんの田んぼ。まだこれから熟して黄色くなっていく途中ですが、籾の色が一番黄色くなっています。収穫は9月の上旬くらいです。




こちらは、5月の中旬に田植えをした竹内さんの天水田(農業用水が来ない棚田の上のほうにあり、雨の水だけで育てる田んぼ)。2週間違うと、籾の色もまだ青くてツヤツヤしていますね。この田んぼは、塩とにがりを使った人工海水で仕込んだEM海水活性液を今年初めて投入しました。田んぼに海のミネラルが入って、お米もおいしくなると良いなと期待しています。
収穫まであと1か月。お米が熟してドンドン旨みが溜まっていくのが楽しみです。


JAえちご上越生産者グループの皆さんのコシヒカリは、EM美味米ブランドとして販売しています。
ぜひご賞味ください。
EM美味米のJAえちご上越生産者グループのみなさん(新潟県上越市産)のお米をご注文されたい方はこちら

2016.08.16
取材:うえむら


関連タグ:EM 新潟  上越 コシヒカリ 生育