取材日:2020年11月9日

さあ、りんごの収穫も晩生品種の登場です。りんごの王様と言われる、ふじの収穫シーズンに入りました。
今年のサンふじは、どんな風に育っているのか、再び岩井園さんを訪ねました。

ようやく寒さがやってきましたが、10月は暖かかったですよね。暖かいとりんごの色づきが遅くなる傾向なのだそう。長野県の標高の低い小布施市では、年々、温暖化の影響でサンふじの色づきがあまり良くないことが悩みです。

そこで、岩井園では数年前から善玉菌EMを使ったエネルギー集積技術を畑をぐるりと取り囲むように施しています。栽培面積が大きいので、毎年段階的にその範囲を拡大して、今年まででりんご畑のほとんどに設置が完了しました。そのおかげもあってか、岩井さん曰く、この気候で苦戦を強いられるはずのサンふじの色づきが良くて今年は順調だそうです。色づきが良いということは、甘みが乗って美味しいということでもあります。

しかし、さんふじは今春のスタートはあまり良くなかったんです。りんごの花は5〜6つがまとまって咲くのですが、先に開花する中央の中心花と、遅れて咲く周囲の側花とがあります。形の美しいりんごになるのは中心花なので、通常は側花を落として中心花を残します。しかし、その大切な中心花が咲いた時期に今年は霜が降りて、中心花が落ちてしまいました。岩井さんもがっかり。どうなることかと心配しましたが、遅れて咲いた側花が、例年よりもたくさん咲き、驚くほど順調な生育をみせました。

ぜひ、動画をご覧ください。



記事:植村


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