少し前に「マックスファーム」さんの安納芋の焼芋を食べる機会があり、とっっっても美味しかったので11月お伺いしてきました。皮に近い部分がとても甘く、内側はとても滑らかで至福のハーモニー!忘れられない美味しさでした。
「マックスファーム」さんは自然豊かな滋賀県甲賀市信楽町でEMを活用して農薬・化学肥料を一切使用せずに安納芋や自然薯を中心に栽培をされています。
お伺いした11月11日、山々は紅葉半ばで色づいてきていました。安納芋の畑での収穫はほとんど終わっていましたが、ぎりぎりセーフで丁度収穫作業されているところへ伺うことができました!



こちらのマックスファームさんは、EMの効果をプラスチックに加える技術を発明し、鮮度保持などの効果があるエンバランス商品を生み出している(株)ホワイトマックスから誕生した農業法人です。
法人化したのは2012年ですが、もう10年以上前から、農薬や化学肥料を使用しない、食の安全、安心に拘った栽培を行っています。肥料には馬糞にEM活性液で一次処理したものを使用。信楽町は競走馬の育成が盛んで馬糞が入手しやすく、また地産地消の観点から、馬糞を使うことにしたのだそうです。
その他EM活性液やボカシ、セラミックなどのEM農業資材を活用する他、エンバランス加工のパイプ・黒マルチシートなどを使用するユニークな方法を試み、よりよい栽培法を研究しています。


現在の栽培品目の中心は自然薯と安納芋。
何か災害があった時のために、備蓄できる作物を育てようと考えてのことだそうです。
徐々に耕地を増やし、広くなった農場では、畑ごとに育て方を変え、農法も研究しています。
また、農場長の不破さんにお話を伺ったところ、
無農薬、無化学肥料の作物を育て、食への意識を育てていきたい。この農場でよい農法を確立できたら、広めていきたいという熱い思いが伝わってきました。



安納芋は収穫してから、温度管理された倉庫で熟成させてから出荷しています。今年は一段と甘みが強く、美味しい芋ができたとのこと。
また、安納芋は熟成させる間にどんどん糖度が上がって、お正月明け頃が一番甘みが増し、美味しくなるそうです。



自然薯も丁度今が旬の季節です。
お伺いした11月は、自然薯は収穫が始まったばかりでしたが、丁度12月~1月にかけてが本格的な収穫期です。
次の記事ではマックスファームさんの自然薯のユニークな栽培法をご紹介ができればと思います!



マックスファームさんでは安納芋、自然薯の通販もされています。また、一般の方にも安全、安心にこだわった農法や、自然に直に触れていただこうと、安納芋や自然薯堀りのシーズンには、観光農園(完全予約制)も実施されています。
ご興味をもたれた方は、マックスファームさんへお問い合わせをしてみてください。


【農業生産法人マックスファーム】
 http://maxfarm.co.jp/
 滋賀県甲賀市信楽町神山1328
 TEL 0748-82-8015
 FAX 0748-82-8025






訪問日2015年11月11日(中田)


農園の紹介